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大切な家に被害が

白蟻と普通の黒蟻の違い

散布機

白蟻は体の色も黒いので普通の蟻と見た目には変わらないように見えます。しかし、白蟻の祖先はゴキブリで、黒蟻は蜂の仲間です。白蟻は木材の中のセルロースがエサとしていますが、発泡スチロールや段ボール、ゴム等も食べる雑食性です。では、黒蟻と白蟻の見た目の違いはどのようなところにあるのでしょうか。黒い蟻の体はお腹にくびれがあり、触覚がくの字になっています。黒い蟻にも羽ありがいますが、前と後ろの羽の大きさが違います。これに対して白蟻はお腹にくびれがなく触覚は小さな粒が連なったようになっています。白蟻の羽アリは前と後ろの羽の大きさがほぼ同じです。家の周囲に羽アリを見つけた場合は調べてみましょう。白蟻の羽アリだった場合は早急に駆除が必要です。

習性と活動

日本には20種類程の白蟻が生息しています。この中で家屋に被害を及ぼすのが、ヤマトシロアリとイエシロアリです。近年では、アメリカカンザイシロアリによる家具への被害も増加傾向にあります。ヤマトシロアリは北海道の1部の地域を除いた日本各地、イエシロアリは関東より南の暖かい地域に生息しています。また、湿気があって日当たりの悪い所を好み台所や洗面所等の水回りの床下で、冬眠することなく活動を続けます。白蟻は王と女王蟻を中心にして副王や副女王蟻、敵を攻撃する兵蟻やエサを運び巣を作る働き職蟻で蟻社会を作っています。イエシロアリは攻撃する時には白っぽい分泌物を出します。ヤマトシロアリの巣には数千から数万頭、イエシロアリの巣には数十万から100万頭がコロニーを作り生息しています。4〜7月になると白蟻は羽アリとなって飛び立ちますが、残った巣には数万頭が活動を続け建物を食べて増えていきます。